・概要
18世紀には英国の支配下に置かれていたが、その後英国の自治領を経て、1931年に事実上独立国家となった。地理的観点からも、経済面で米国との結びつきが強まっている。また、カナダはオイルサンドと呼ばれる重油質(原油の一種)に恵まれるなど、原油埋蔵量はサウジアラビアに次ぐ量を誇っている。このように豊富な天然資源を保有していることもカナダの強みである。
・経済
財政再建が功を奏し、カナダの財政状況は高い安定性を誇っている。また1994年にNAFTA成立以降、対米貿易が拡大し、輸出総額がGDPの約4割を占めるほど貿易依存度が高まる傾向が見られる。カナダの生活水準は、国民一人あたりのGDPで比較すると、世界第6位。国民一人あたりの国内総生産に加え、「生活の質」につながる寿命、教育などの要因を考慮に入れた調査では、カナダは更に上位にランクされることが多い。
・カナダの天然資源
加えて近年の資源高も追い風となっているため、今後のカナダ経済の見通し楽観視されている。天然ガス、石油、金、石炭、鉄鉱石、ニッケル、カリウム、ウラン、亜鉛などの他、木材などがあげられる。
・通貨の特徴
貿易や経済面で米国に強くリンクしているため、カナダ・ドルは米国経済の動向や米ドル相場の影響を受けやすい。また豊富な天然資源を保有していることから、原油など商品価格の影響されやすいといえる。中央銀行は物価の安定を目的に、インフレ・ターゲティングを採用している。
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